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宗旨・由緒 |
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慶安二年、淀城主 永井尚政公が、廃れたる道元禅師初開の道場、興聖寺の古刹を、再興の因み、当院を開創し、本寺後権の要職に補せられる。
即ち、広野新田を開き、名木川の河原を馴らし、小松を植え、旧槇島村、円蔵院の寺号を移し、興聖寺中興の祖 萬安英種大和尚を開山に請し、一村一寺一社の制をしき、寺社の護持に当たらしむ。よって桃山城の遺構を移し、旭雲斎を本堂とする。(※旧本堂鬼瓦に京保六年卯月八日の書あり、三世中興和尚の時に完成せるものか?)
爾来三百三十余年世代を閲すること二十四代、歴代本寺後権興聖寺僧堂後堂、西堂の要職を奉じ雲納接得、鉄漢打出の責を荷ひ、現住(二十五世)良章和尚に至る。 |
歴 史 |
昭和四年 二十二世 豊随代 庫裡、書院新築 昭和十年 二十二世 豊随代 鐘樓堂再建 昭和四十年 二十四世 良勇代 金毘羅堂再建、大梵鐘再鋳 平成五年 二十四世 良勇代 本堂再建 平成十九年 二十五世 良章代 |
一、名 |
曹洞宗(禅宗)と申します。 |
一、傅統 |
曹洞宗は釈迦牟尼佛より代々の祖師がたが相承がれて来た佛法であります。 |
一、日本開宗 |
曹洞宗は今から七百五十年ほど前に高祖道元禅師さまが我国に開創れ四代目の太祖瑩山禅師さまがさかんになされました このお二方は宗門の父母にも当たるお方ですから両祖大師と申上げます。 |
一、大本山 |
越前の永平寺(高祖道元禅師さまご創立) 鶴見の総持寺(太祖瑩山禅師さまご創立) |
一、本尊 |
曹洞宗は釈迦牟尼佛を御本尊と仰ぎます。 |
一、本尊唱名 |
南無釈迦牟尼佛 |
一、教義 |
私たちは誰でも佛心を具えております。 しかしそれに気づかずに我儘な生活を繰り返していることが悩み苦しみの教え両祖さまのおさとしにみちびかれ自分の正しい姿に目覚めましょう。 佛さまに帰依して心が落ち着くとおのずから生活が調えられて人生が明るくなり佛心に目覚めて社会のお役に立つことを喜びどんな苦難にも耐えゆこうとする信念が強まります。 そこに生甲斐と幸福とを発見するのがわが曹洞宗の教義であります。 |
一、お経 |
修證義 般若心経 観音経 壽量品等の大乗経典を読誦致します。 |
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雲は自ら帰るを知り 鳥自ら還る
一堂足り了っと 一生閑かなり
門前剥啄宜しく掛着すべし
簾外の孱顔 皆な山を好む
千拙 敬書(開山 萬安英種禅師 ご直筆) |
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